法律の専門書を捜し歩いて三千里(嘘)
弁護士が『判例タイムズ』別冊のバックナンバーが欲しい、と言い出しました。では、法律書がたくさんありそうな本屋さんで探してみましょう。
至誠堂書店
霞が関の東京地裁・高裁の地下1階には。郵便局や食堂、コンビニ、本屋さんが入っています。ここの書店、至誠堂書店は法律専門の本屋さんです。ここには、『障害認定必携』という損害賠償実務の役立ち本も山積みされています。 こんな激レア本、ほかの本屋さんで置いているのを見たことがありません。
かなりの品ぞろえが魅力の本屋さんですが、残念ながらほしい本は見つかりませんでした。
弁護士会館地下1階の書店
次に、弁護士会館地下の本屋さんに行きました。 弁護士向けですから法律書が充実していて 、 私もご用のついでに立ち寄って本を買っています。ここの店員さんに聞いてみましたが、欲しい本は置いていませんでした。
八重洲ブックセンター
その足で、東京駅近くの八重洲ブックセンターを回ります。ビルごと書店のボリュームですので、法律関係の本もかなりの取り揃えです。
ビジネス街八重洲という土地柄もあるのでしょうが、法律の理論書だけでなく実務書や一般書的な法律本(読み物的な内容)もあるので、実務だけでなく概略を掴むための初めの1冊に手ごろな本もよりどりみどりです。
しかし、欲しい本はここにもありませんでした。
水道橋の丸沼書店
万策尽きて、ネットで探しました。すると、水道橋の丸沼書店さんに探していた本があることがわかりました。取り置きをお願いして、水道橋に向かいます。
私はこの本屋さんを弁護士だけでなく、士業の皆様にご紹介したいのです。すごいのです。個人商店の本屋さんで、ここまで法律書の品ぞろえがハンパない本屋さんを私は知りません。
特にすごいのが、士業向けの実務書の豊富さです。私は行政書士ですが、行政書士が仕事で使う実務書は一般の書店ではあまりお目にかかれません。大体、ネットで取り寄せるしかないのですが、ここでは1竿全部行政書士向け!だったりするのです。
取り寄せの本を受け取った後も、かなり長い時間この本屋さんで本掘りしてしまいました。 至福の時でした。