戸籍のご達筆は勘弁してください

相続案件では、まずは亡くなられた方の出生から死亡まで戸籍を揃えます。

戸籍を読み取って、その前の戸籍を芋ずる式に申請してたどっていきます。

現在のコンピュータ化した横書きの戸籍から、古い縦書き、しかも手書きの戸籍へとさかのぼります。

この手書きが曲者で、ご達筆がすぎて読めなくて泣きが入ることがあります。

そんなとき私は、①じっと見る、②ルーペで拡大、③役所に甘える、といった手段をとります。

じっと見る

 ますは何分かじーっと見つめます。

読めないと思っていても、見ていると判読できる字が少しはあるものです。

 かろうじて読めた字を頼りにして「解読」を試みます。

ルーペで拡大

 ぐちゃっとなっている字もルーペで拡大してみると、見えたりします。

 私はエッシェンバッハのスマホサイズのルーペを愛用しています。

 大きめのルーペで一文字ずつではなく1行まるごと拡大した方が、地名や人名を読みとりやすいように思います。

役所に甘える

 どうしても歯が立たないときは、申請書に戸籍の該当部分のコピーを添付します。

コピーに赤鉛筆でわかるように線をひいたり○をつけたりして「読めません」アピールをします。

この方法で、役所の担当者さんは理解してくださいます。担当者さんに判読を丸投げです。

手書きのカルテも泣きました

 戸籍ではありませんが、手書きの医療用カルテにも泣かされたことがあります。

 ご達筆なうえに、わからない医療用語が、しかも英語で書かれているので、もうお手上げでした。

 今は医療用語辞典と医療英和辞典を装備していますが、当時はそれがなかったので英和辞典とネットの医療系サイトを駆使してがんばりました。

 電子化してカルテ賛成、と心から思ったものです。

 必要は発明の母とはよく言ったものです。

 泣きが入っても、何とかするしかないのです。

では、今日も書面をつくりましょうか。