所番地の特定はゼンリンマップで
地図を使った調査の話をもうひとつ。
住所特定はゼンリンマップ
相手の住所がわからなければ、内容証明を送りつけることも訴訟を提起することもできません。
「住んでいる場所はわかるけど、正確な住所がわからない」というときはゼンリン住宅地図(ゼンリンマップ)が役に立ちます。
ゼンリンマップはネットをはじめとして、よく利用されている信頼性の高い地図であることはご承知のところでしょう。
このゼンリンマップは所番地だけでなく、住宅や店舗の表札まで記載している便利な地図です。
このきめ細かい情報は、ゼンリン社の社員が実際に足を運び、目で見て確認している汗と涙の結晶の情報なのだそうです。ありがたいことです。
ゼンリンマップの入手先
けっこう図書館においてあります。
やはり頼りになるのは国会図書館で、本館4階の地図室で全国の冊子版が揃います。
デジタル版(ゼンリン電子住宅地図デジタウン)は新館1階映像資料室で閲覧・謄写の申請をすることができます。
冊子とデジタル
私はもっぱら冊子よりデジタル版を謄写することにしています。
というのは、地図はやはり鮮度が大切でしょう。
できるだけ現在の状況に近いものが見たいのです。
国会図書館の蔵書検索にかけてみると、デジタル版の方が冊子版より年度の新しいものが用意されており、プリントアウトの仕上がりもきれいです。
しかし、調査の目的によっては古いものが必要となることもありますので、うまいこと使い分けましょう。
さて、今日も書面をつくりましょう。