山に入るための届出は必要です

 天気のよい日曜日、私は山に登ります。なかなかキツいですが、美しいところを歩くには若干の苦労がいるのです。

 私はひとりで山を歩くことを楽しみにしております。もしものときにために、家にどの山をどのようなルートで登るかのメモを作成し、山岳保険の証書も一緒にテーブルの上に置いていきますが、今回は公益社団法人日本山岳ガイド協会提供の登山アプリCompassを使ってみることにします。

 Compassを使ってみた

 まず新規登録してメールアドレスとパスワードを設定します。

 それから登山届ナビゲーションをタップして入力を始めます。

 表示される地図をなぞって、出発地、経由地、到着地、出発時間・到着予定時間を入力していきます。自分の住所、電話番号、メールアドレスといった私自身の情報と、緊急連絡先の指名、電話番号、メールアドレスといった連絡のために必要な情報も入力します。次いで、携行している装備(ヘッドライトなど)、食料・水の有無、山岳保険加入の有無、同行者なども入力し、送信します。

 そうすると、私自身と緊急連絡先に指定した人に「登山届受け付けました」のメールが入ります。無事に下山したら、アプリに下山通知をすれば、私と緊急連絡先にまたメールが届き、それで終了となります。

 もしも、下山通知をしないまま下山予定時刻を経過し7時間以上経過すると、緊急連絡先にメールが届くことになっています。私の緊急連絡先は兄にしました。私が下山通知を出せない状況になってしまったときは、兄にcompassの情報をもとにして捜索願を出してもらっちゃうことになります。

 ひとり登山なら登山届は必須

 本当は、ひとりでは山に登ってはいけません。なぜなら、ケガをしたり事故にあっても誰にも気づかれず、助けも呼んでもらえないなど危険だからです。実際、単独登山に出たまま行方不明になってしまっている人もいるのです。

 家族にしてみれば、帰ってこないでは済まされませんから、必死で探します。しかし、どこの山に入りどのようなルートを進んだかもわからなくては途方にくれるばかりです。

 そこで、登山をするときは「登山届」を作成します。登山口や山の入り口となる駅には登山届用のポストが設置されています。

 登山届には、自分の連絡先、同行者とともに行程表、下山予定時間、携行する装備や食料などの情報を記入します。もしも、山に登った家族が予定通り帰ってこない、と警察に捜索要請があった際に役立てるものなのです。

 登山はときに危険が伴うものですから、自分の周囲の人に心配や迷惑をかけないためにも、登山届や山岳保険への加入といった備えは山好きの常識といえます。

 今回は、初めてのCompassの使用で、勝手がわからずモタモタしましたが、それでも池袋発の快速急行で吾野駅に到着するまでには登山届を出すことができました。そんなに難しい入力作業ではなかったです。

子の権現からスカイツリーらしきものを望む

 下山予定時間を明確に区切って登山届に書き込み、しかも緊急連絡先に通知されてしまう緊張感であせりもしましたが、より一層計画段階でのタイム設定をきちんとしようと思うようになりました。いい学びです。

さて、今週も、週末遊ぶために書面をつくりましょうか。