パスワードにやられた話
引越をしようと新たな物件を見つけ、申し込みをしました。
仲介業者さんから、保証会社の審査に必要だからと預金通帳の写しの提示を求められました。
10年ぶりのことなので要領がわからなかったのですが、いまどきは保証人より保証会社との契約が基本のようです。
保証人を頼むのは気が引けるものですが、とはいえ保証会社さんに自分の経済状況について根掘り葉掘り聞かれるのはあまりいい気がしません。
確かに債務不履行のリスクを考えると、個人の保証よりも保証会社の保証の方が確かなのは間違いありませんが…ぶつぶつ。
ほったらかしネットバンキング
まとまったお金が入っている銀行口座は、ネットの口座の3年物の定期預金です。
このネット口座にログインして取引履歴をダウンロードすればいいわけです。
しかし、この口座は定期預金だから預けっぱなしで、考えたらまったくネットで口座の確認画面を開いたことがありませんでした。
我ながら、無頓着が過ぎます。
いざネット口座のログイン画面しようとこの口座の資料をさがしてみたら、キャッシュカードとセキュリティコードカードしか手元にありません。
口座番号はわかりますが、パスワード? わかりません。
サイトの「パスワードがわからないときは」をみると、銀行のATMに行けばキャッシュカードを利用して再設定用の仮パスワードの申込みができるようです。
ただ、今度はキャッシュカードの暗証番号が必要です。…え?
暗証番号はしばらく考えて、なんとかこれだろうという番号をひねりだしました。
ここで新たな問題が発生です。
この銀行のATMが家の近くにはないのです。
もよりのATMは電車で20分行ったところです。
仕方がないので、もよりとは言い難いもよりのATMに行き、無事仮パスワードの設定ができました。
なる早で保証会社の審査を済ませてもらわないと、住むところが決まりませんから引越の作業が進まなくて困るのです。
近くのカフェに入り、ネット口座のサイトにログインしようとしましたが、「翌営業日に仮パスワードの再設定が可能になります」だそうです。
今日は土曜日だから、翌営業日は月曜日ですか?
20分も電車に乗って設定に行ったのにですか?
なんだか悲しくなりました。
通帳があった方がいい
通帳があれば記帳に行けばそれで事が足りました。
ペーパーレスが叫ばれる昨今です。
とはいえ、便利はネットに軍配ですが、わかりやすさは従来の通帳かなあとつくづく思いました。
もっとも、大事なお金を預けている口座をぞんざいに扱っていた私が一番いけません。
さて、今日は土曜日だし疲れたから、だらけます。