この「砂時計マーク」あるいは「X」っぽい記号は文字なのか?

誰か助けて…。戸籍が読み取れません。

 古い戸籍の上に、達筆。その上不鮮明なコピーの戸籍…。

 読み取れません。

じっと見つめる

 こういうときは、ひたすら読めない字を見つめて目を慣らします。

 最初は「線文字A」でしかないものが、ちゃんと字として見えてくる(こともあります)。

 でも、今回はどれだけ見つめても記号にしか見えません。

 砂時計みたいというか、二等辺三角形がふたつくっついているというか…。

 本当に日本語の文字なのでしょうか(涙)。

 ルーペで拡大してもあまり状況は変わりません。やはり「記号」です。

似たような字を探す

 周囲の字を見てみると同じような「記号」が他にもありました。

 漢数字であることは間違いないようです。

 「拾」ではないことまではわかりました。

 あとすると、壱、弐、参、四、五、六、七、八、九のいずれかです。

前後の字から推測する

 前の文字が「年」、後の文字が「月」は判読できました。

 そして漢数字のなかで、壱、弐、参、八は他の場所で判読できました。

 消去法でいくと、砂時計みたいというか、二等辺三角形がふたつくっついているというかの記号は、漢数字「五」が一番形が近いようです。

 そういえば、達筆に「五」を書くと「X」に近い形になったりします。

 ここまでいくと、判読というよりもはや推理の領域ですね。

 もうこれは「五」!

ずっとこの作業をしていたら目とアタマが痛くなってきました。

 今日はこの辺で、休みます。