初めてのマイナンバーカード―特別給付金をスマホで申請する
ついにマイナンバーカードが日の目を見る日がきました。作ったはいいがそのままだったマイナンバーカードで特別給付金の申請をしてみます。
マイナポータルサイトを開く
パソコンでマイナポータルサイトを開きます。ICカードリーダーがないとパソコンからマイナポータルには入れないようなので、QRコードを読み込んでスマホからアクセスすることにします。
「マイナポータルAP」アプリをダウンロード
QRコードを開くと「マイナポータルAP」アプリのダウンロード画面が立ち上がったのでダウンロード。
マイナポータルAPに入る
マイナポータルAPアプリを開き、ログイン画面に入ります。
「パスワード入力」
⇒利用者証明書用電子証明書のパスワード数字4桁を求められます。幸い覚えていたのでクリア。
「マイナンバーカードのセット」
⇒マイナンバーカードをスマホにかざして読み取ります。サイトではカード表面をスマホ画面をかざすようなイラストが表示されていますが、私のスマホではスマホ裏面のおサイフケータイ部分(裏面上半分)に、カード裏面の金属チップをくっつけるようにすることで読み取れました。
特別給付金の申請手続きをする
特別給付金サイトにすんなり誘導してくれました。
私の住む地域も申請が始まっていることを確認して、申請情報を入力していきます。
カードをかざしてログインしたのに、改めてカードの読み取りをさせられたり、読み取った住所が途中で切れてしまっていたりでイラっとはしましたが、銀行口座を入力し、通帳を写メすればもう終了でした。
が、ここで問題発生。「署名用電子証明」の入力を求められました。4桁のパスワードとは違うの?
そういえば、去年引越した時に住所変更と一緒に再設定(転居すると失効します)しようとしたけれど、ものすごく待たされたので(30分以上!)設定せずにブッチしてしまったのでした。
くっ。区役所に言って設定しなければなりません。中断。
区の出張所で再設定
夕方、閉庁30分前に行ってみましたが、同じように「マイナンバーカードのパスワードが…」の人が次々と訪れていました。私の後にも5人以上いました。係の人が言うには、昼間はもっとすごい混雑なのだそうです。
30分ほど待ち、新しいパスワードを設定しました。パスワードは設定しても紙にプリントとかしてくれません。すぐに書き留めておかないと忘れます。
マイナンバーカードの交付率は13%(平成31年4月当時・総務省による)です。
この13%のなかでパスワードと暗証番号をきちんと保管していた人はどれくらいいたのでしょう。私のようにあわてて再設定に来る人が続発しているのをみると、そう思うのです。
申請手続き完了
パスワード再設定の翌日(当日はまだ対応できないそうです)、昨日の手順に従ってポチって手続き完了しました。申請手続き自体は簡単です。
かつて「抱かれてしまえば樹氷は優しい」というCMがありました。
マイナポータルもサイトに入れるようになりさえすれば、便利そうです。ひとつマイナポータルに抱かれてみましょうか。優しくしてよね。